人間性≠職業

少世帯アパートでの話。

 

住人用駐車場で親子(母親とその息子)がバッティング練習をしている。

もちろんその親子も住人。息子は小学校低学年。バドミントンのシャトルを母親が投げて息子がバットで打つ、という練習だ。

 

練習熱心だなあ・・・・・。

いやいやいや待て待て、駐車している車に向けてフルスイングしている。弧を描いて車に降り注ぐシャトル

 

!???他人の車に当たってるけど気にしてないだと!???

 

自分の中の常識が揺らぎそうな程、堂々としている。

しばらくして【カーン!】という音を立て、バットにジャストミートしたシャトルが弧を描かず真っ直ぐ車に直撃した。親子は慌ててシャトルをかき集め部屋へ逃げ帰った。

 

 

・・・へ?

 

 

とんでもないものを見てしまった。

当てられた車の持ち主は何を隠そうこの私。抗議しようと思ったが思いとどまった。

話が通じる相手ではないと考えたからだ。

 

以前には、駐車場でその家の父親と娘がバドミントンをしていたことがある。時には子だけで縄跳びをしたり自転車に乗る練習をしていたり。

 

まともな親なら子を駐車場で遊ばせない。他人の車を傷つけてしまう心配もあるが、まずは命の危険を考えるからだ。

 

この話のオチは、その父親の職業が警察官であるということ。

 

 

日本大丈夫か?